赤ちゃんが卵アレルギーになる原因、症状、対処方法

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赤ちゃんが卵アレルギーになる原因

卵アレルギーは、体の中に入った卵の成分を抗原(アレルギーの素)と認識して、抗体(対抗しようとする物質)をつくることよって引き起こされる症状です。

わかりやすく説明しますと。

 

卵を食べる

体が卵の中の成分を「異常なもの」と過剰に認識してしまい、

次に入ってきたときのために対抗する物質である「抗体」をつくる。

次に卵を食べたときに前回食べたときに「抗体」ができてしまっているので

対抗しようと過剰に反応し、アレルギー症状が起きる

 

 

こんな感じです。

 

何故赤ちゃんが卵アレルギーになりやすいのかというと

赤ちゃんは、まだ免疫力が弱いために、卵を摂る時期、タイミングを間違えたり、大量に卵を食べ過ぎると

卵アレルギーを引き起こしやすいと考えられています。

卵アレルギーの症状

アトピー性皮膚炎…親のどちらかに、アレルギー性の病気があると、

赤ちゃんも引き継いで、アトピー体質になる場合が多いと考えられています。

アトピーは、そんな赤ちゃんが色々な刺激を受けて、湿疹をおこす病気です。

発症の原因は、赤ちゃん時代は、卵や牛乳など食物による抗原(アレルギーの素)が多いというのが一番の理由です。

次の理由として、ハウスダストやダニなども考えられます。

症状としては、頬や口のまわり、耳の下、首まわりなど、かゆみの強いぷつぷつができ、

場合によってはジュクジュクします。

赤ちゃんは、ジュクジュクした湿疹が多いですが、

一歳を過ぎるころには肌が乾燥してカサカサになってくることが多いです。

湿疹の出来る場所も、手や足へと広がってきます。

赤ちゃんの卵アレルギー〜治療

予防法としては、乳児のうちは卵の摂取を控えるようにしましょう。

なるべく小麦、ミルクの摂取も控えたほうが良いです。

卵アレルギーが発症してしまった場合、自宅でできる基本的な治療としては「除去食」といって卵を含む製品を食べないように心がけます。

症状がひどい場合は専門医に相談しましょう。

卵アレルギーは、赤ちゃんの場合、年齢が大きくなるにしたがって症状が改善されることが多くあります。

赤ちゃんの卵アレルギーや食品アレルギーは、6歳ころまでには、約80%の子どもが食べられるようになります。そのため除去食をいつまでも続けるのではなくて、ちょっとずつでも加工食品やよく加熱した食品から食べ始めて、

普通の食事に戻していくことも大切です。